日本がASEAN諸国に多額の援助、「上っ面の友好は人心を得られない」―中国国営メディア

Record China    2013年11月18日(月) 16時52分

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18日、新華社通信は安倍首相のASEAN諸国訪問について、「安倍首相は訪問先で安全における協力の強化を呼びかけているが、要求は一方通行に終わる」と伝えた。資料写真。

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2013年11月18日、新華社通信は安倍首相のASEAN(東南アジア諸国連合)歴訪について、「安倍首相は訪問先で安全における協力の強化を呼びかけているが、要求は一方通行に終わる」と伝えた。

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安倍首相は今月16、17日にカンボジアとラオスを訪れ、首相就任後1年足らずでASEAN加盟10カ国を訪問。カンボジアやラオスに対し多額の資金援助を行い、平和主義の姿勢を強調した。安倍首相とカンボジアのフン・セン首相は16日、医療に関して日本が支援することで合意。日本はカンボジアに対し、医療を支援する名目で約4000万ドル(約40億円)の援助を決定。さらに、カンボジアの政府関係者は安倍首相がカンボジアの内戦により取り残された地雷の撤去に約500万ドル(約5億円)の支援を行うことを明らかにしている。

安倍首相のASEAN諸国歴訪について新華社通信は、安倍首相がASEAN諸国を取り込もうとしていると分析。12月13〜15日にはASEAN諸国を日本に招きサミットを開く予定だが、東南アジア諸国は旧日本軍に侵略された歴史を忘れることはなく、日本に対し警戒心を解くことはないとし、安倍首相は侵略の歴史に関し反省の色がなく、戦後の秩序を乱すやり方は人心を得られるはずもないと評価した。(翻訳・編集/内山

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