韓国の「キムチ文化」アピール、性急さが議論呼ぶ―中国紙

Record China    2013年11月18日(月) 23時20分

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17日、韓国がキムチの国際的地位の向上に様々なかたちで尽力しており、その手法を賞賛したり真似たりするケースもある一方、その性急さが議論を呼んでもいる。

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2013年11月17日、広州日報によると、韓国がキムチの国際的地位の向上に様々なかたちで尽力しており、その手法を賞賛したり真似たりするケースもある一方、その性急さが議論を呼んでもいる。韓国がキムチをユネスコ無形文化遺産の登録に申請したことが非難や嘲笑を招いており、海外のあるネットユーザーは「キムチが世界遺産になったら他の国の代表料理は世界の8大奇跡に数えられるようになるだろう」と皮肉っている。

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キムチだけでなく、他の韓国文化のアピールでも韓国政府の誇張は度を超していると記事は指摘する。キムチは世界110カ国・地域で食されており、輸出額は70億ドルを超えるが、韓国人はそれだけでは飽きたらず、日本の「キムチ」や中国の「韓国泡菜」(パオツァイ:漬け物)と本場韓国のキムチとの差別化を図っており、中国でのキムチの名称を新たに「辛奇」として高級路線を模索しようとしている。

韓国のメディア各社は前倒しで「キムチの無形文化遺産登録は確実」と報じているが、海外からは登録を疑問視する見方が絶えない。ユネスコはキムチとキムジャン文化の無形文化遺産登録について、商業利用される可能性が懸念されるとして、登録が中止される可能性もあると韓国に警告しており、記事は「いずれにしても、韓国の性急さでキムチの無形文化遺産登録はミソがついたかたちになった」と伝えている。(翻訳・編集/岡田)

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