中国公安部、“ベトナム花嫁探し”の共同購入サイトを摘発へ=「人身売買や詐欺の疑いがある」―中国

Record China    2013年11月14日(木) 14時1分

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12日、中国の共同購入サイトが「光棍節(独身の日)」を記念し、ベトナムへの花嫁探しを呼び掛けたが、中国公安部は「人身売買や詐欺の可能性がある」と注意を促している。資料写真。

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2013年11月12日、京華時報によると、中国の共同購入サイトが「光棍節(独身の日)」を記念し、ベトナムへの花嫁探しを呼び掛けけて話題になっているが、中国公安部は「人身売買や結婚詐欺の可能性がある」として、摘発に乗り出すという。

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11月6〜13日の間、ある共同購入サイトは「独身脱出」を目指し、ベトナムでの花嫁探しを提案。「0元抽選」の形式でネットユーザーの関心を引き付け、ベトナムの花嫁さんを娶(めと)ることに成功した当選者には、往復の旅費が支払われる。ウェブページ上には「ベトナムへ真実の愛を探す旅、無料提供!」、「ベトナムへマンションや車を求めない花嫁さんを探しに行こう!」などの広告が踊った。さらに、お見合い交流サイトやインスタントメッセンジャーQQでも、「ベトナム花嫁」が最注目ワードになった。

公安部刑事偵査局人身売買班の陳士渠(チェン・シーチュー)主任は、「わが国には国際結婚を禁止する規定はないが、営利目的での国際結婚のあっせんや仲介を禁じる規定はある。ベトナムでも同様に国際結婚の仲介は違法行為になる」と指摘。「このような活動自体が人身売買や結婚詐欺に関与している可能性がある」とした上で、「一部のサイトや仲介組織は違法な営利行為を行っている。公安部は外交部、民政部と合同で厳しく取り締まっていく」と語った。

外交部のウェブサイト・中国領事服務網は、中国とベトナムの関連する法律を理解するよう国民に呼び掛けている。ここ数年、ネット上での虚偽の情報を信じた中国人ユーザーが、大量の金銭を携帯してベトナムへ花嫁探しに向かい、結果として結婚詐欺の被害に遭うケースが増えているという。(翻訳・編集/本郷)

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