北京地下鉄が乗客を「イナゴ」呼ばわり=自身の素養の低さを露呈―中国メディア

Record China    2013年11月11日(月) 23時13分

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10日、財訊は、北京市地鉄運営有限公司の公式ミニブログ(微博)がマナーの悪い乗客を“イナゴ”と表現したことが問題となっていると伝えた。写真は北京の地下鉄。

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2013年11月10日、財訊は、北京市地鉄運営有限公司の公式ミニブログ(微博)がマナーの悪い乗客を“イナゴ”と表現したことが問題となっていると伝えた。

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10日、北京市地鉄運営有限公司はミニブログ上に「“イナゴ”が去ったあとの地下鉄10号線の散らかりようはひどい。北京の寛容さは人々が口にするところだが、寛容も度が過ぎてはいけない。悪意を持って北京を破壊しようとする行為に対して、われわれが言いたいことはただ1つ、『お前たちを歓迎しない』ということだけだ」と書き込んだ。

“イナゴ”はすべての中国人に対する侮辱的な呼称である。19世紀の英国の旅行家Archibald.J.Little氏は中国人を「永遠にイナゴのようである。通った後には何も残らない」と描写し、香港人も敵意をもって中国本土の人間を“イナゴ”と形容する。この言葉でごみのポイ捨てをする乗客や違法広告を配布する乗客を表現することは、他人を罵ると同時に自分をも罵る愚かな行為である。

たとえ“イナゴ”が侮辱する言葉でなかったとしても、国有大手企業が「悪意を持って北京を破壊」と表現するのは低レベルである。爆弾のポイ捨てでもあるまいし、なぜ「悪意を持って北京を破壊」することになるのか。この内容を投稿した人物は、自身の素養の向上に努めるべきである。(翻訳・編集/北田

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