「中国で韓国大統領が人気」イコール韓国好きとは限らない―中国メディア

Record China    2013年11月9日(土) 6時50分

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8日、半壁江中文網は「中国に朴大統領ファンが多いからといって、中国人が韓国好きとは限らない」と題する記事を掲載した。写真は朴大統領。

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2013年11月8日、半壁江中文網は「中国に朴大統領ファンが多いからといって、中国人が韓国好きとは限らない」と題する記事を掲載した。

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韓国紙・中央日報は5日、「中国人の朴槿恵(パク・クネ)大統領好きに隠された深い意味」と題する記事を掲載した。記事では、中国の書店には朴大統領の自伝『絶望は私を鍛え、希望は私を動かす』が『トウ小平伝』と並んで置かれているとした上で、「朴大統領人気は今年6月の中韓首脳会談で高まった。日本との関係において、両国の新たな提携が実現するのではと期待されたからだ」と指摘。その上で、「中国人が朴大統領を愛しているイコール韓国を愛しているという考えは正しくない。中国は最大の貿易相手国であり、民間交流も盛んだが、中韓関係は見た目ほど良好ではない」と推論した。

2012年8月、中韓両国は共同で、北京、上海瀋陽武漢の大学生を対象に韓国に対するイメージ調査を行った。それによると、中国人大学生の69.1%が「強烈なナショナリズムを持つ国民性」を選び、具体的理由として「韓国人は感情的」「自尊心が強い」「自己中心的だ」などが挙がった。

朝鮮戦争終結後、中国と韓国は対立する陣営に属してきた。朴大統領は就任後、中国との関係回復に力を入れている。米国一辺倒だった過去の政策を改め、米国、日本、中国、ロシアというかつての優先順位を、米、中、日、ロの順番に改めた。北京大学での講演で流ちょうな中国語を披露したことにより、多くの中国人が親近感を覚えた。

角度を変えて言えば、たとえ中国人が朴大統領を愛しているとしても、中国人が韓国を愛しているとは限らない。韓国は長期にわたり米国と軍事同盟を結成しており、現在もそして将来も信頼できる友好国とはなりがたい。かつての盧武鉉(ノ・ムヒョン)元大統領や李明博(イ・ミョンバク)前大統領と同様に、朴大統領といえども、この点は変えがたいのだ。(翻訳・編集/NY)

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