中国の対日強硬姿勢は米国のリバランス政策への挑戦か=日米同盟敗北の危機も―米メディア

Record China    2013年11月7日(木) 0時16分

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4日、尖閣諸島の主権をめぐる問題が紛糾する中、日本と中国が大規模な実践演習を実施した。専門家は、米国が旗印を鮮明にしなければ、アジア太平洋地域におけるリバランス戦略は破綻すると指摘している。写真は尖閣問題を伝える中国のニュース番組。

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2013年11月4日、尖閣諸島の主権をめぐる問題が紛糾する中、日本と中国が大規模な実践演習を実施した。専門家は、米国が旗印を鮮明にしなければ、アジア太平洋地域におけるリバランス戦略は破綻すると指摘している。ボイス・オブ・アメリカ中国語版が伝えた。

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10月下旬から11月初めにかけて、中国海軍の三大艦隊が沖縄からフィリピン以東の西太平洋海域で「機動5号」と名付けられた大規模な遠洋実戦演習を実施し、中国海軍が「第二列島線」で演習を行う初めての例となった。これに先立ち、中国軍機や艦艇が日本付近の海域に出没、日本も偵察機と艦艇を派遣して解放軍の演習を監視した。また、中国海監の巡視船による尖閣諸島海域の航行も常態化している。

オーストラリア国立大学の戦略・防衛研究センターのヒュー•ホワイト教授は、ワシントンのウィルソン・センターでの講演で、中国の対日強硬姿勢は米国のアジア太平洋リバランス戦略に対する直接的な反応であると語った。

ホワイト氏は「日本との対立によって軍事的衝突が起こる可能性はかなり高く、中国はそのリスクを負うつもりでいる。開戦すれば日本は米国の支援を必要とするだろう。その時、米国は試されることになる。米国が失敗すれば、西太平洋における米国の基盤である日米同盟が敗北することになる」と語り、米国がアジア太平洋のリバランスを調整しなければ、破綻の危機があると指摘、「米国はアジアの同盟国との約束を言明し、一部の問題における中国の攻撃的姿勢に対し明確な回答をする必要がある」と述べた。

国際評価戦略センターのリチャード・フィッシャー氏は、米国議会の外交委員会で、東シナ海と南シナ海の主権問題でオバマ政権が中立的立場を取っていることを批判し、「米国の中立は軍事力が絶対的優位にある時には有用であるが、軍事的優位は中国に蚕食(さんしょく)されている」と述べ、米国のアジア太平洋リバランス政策の信頼性は、長引く予算の問題によって大幅に割り引かれてしまっていると語った。

10月初め、米国の予算問題によるオバマ大統領のAPEC欠席により、習近平(シー・ジンピン)主席はチャームオフェンシブ(魅力攻勢)の機会を得た。米国の同盟諸国も、オバマ大統領のアジア太平洋地域への優先度に対する疑念を抱くに至っている。(翻訳・編集/岡本悠馬)

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