<大気汚染>スモッグが生殖能力に影響、死亡率上がる―中国研究機関

Record China    2013年11月5日(火) 19時5分

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5日、深刻化する中国の大気汚染問題で、中国社会科学院と気象局は合同で報告書を発表し、「霧やばい煙が国民の死亡率を上昇させ、慢性疾患を増やす」と予測した。写真は北京。

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2013年11月5日、新華網によると、深刻化する中国の大気汚染問題で、中国社会科学院と気象局は合同で報告書を発表し、「霧やばい煙が国民の死亡率を上昇させ、慢性疾患を増やす。呼吸器系・心臓関連の疾病を悪化させ、生殖能力や免疫システムにも影響を与える」と予測した。

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報告書は過去50年の大気汚染の拡大状況を分析。霧に比べてばい煙が広がる日が増えていると指摘した。

さらに、霧やばい煙が気候、環境、健康、経済などに与える打撃を分析。酸性雨や光化学スモッグが大気の透明度を低下させ、陸、海、空の輸送システムの妨げになると指摘。国民の死亡率を上昇させ、慢性疾患を増やし、呼吸器系・心臓関連の疾病を悪化させ、生殖能力や免疫システムにも影響を与えると予測した。

その上で、北京や天津、河北省など汚染がひどい地域が連携し、対策を講じる必要があると提言している。(翻訳・編集/AA)

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