聖職者だって稼ぎたい!過熱化する中国株投資―陝西省西安市

Record China    2007年5月10日(木) 9時45分

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2007年5月9日、陝西省西安市の証券会社に1人の僧侶が現れ口座を開いた。現在の中国の株式投資熱の象徴として全国メディアが報道し、議論を呼んでいる。

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2007年5月9日、陝西省西安市の証券会社に1人の僧侶が現れ口座を開いた。世俗を離れた僧侶まで引きつける株式投資熱の凄まじさを現地メディアが取り上げたところ、中国の現状を象徴するニュースとして全国メディアまでが取り上げた。

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レコードチャイナは、噂の主、臥龍寺の僧侶・釈常興(ズー・チャンシン)を取材した。釈さんは「株のことはよくわからない。友人が身分証を忘れたので、私が代わりに口座を開いただけ」などと弁明した。しかし、インタビューを行った釈の自室には、パソコンとラジオが思わしげに置かれていた。***

ゴールデンウィークを終え再開した中国証券市場だが、相場は高騰を続けている。その原動力と言われているのが、個人投資家。特に今年に入ってからは大学生・主婦などの大量参入が続いており、口座数はすでに1億件に近づいているとも言われる。学費を株に投資した大学生、自宅を抵当に入れてまで株式投資をする一家など株式狂のエピソードには事欠かない。政府系メディアや大手銀行関係者からも株式バブルを不安視するコメントが出ているが、一般市民の株投資熱は過熱する一方。もともと不安定と言われていた中国の証券市場だが、より不安定な相場になるのは避けられないと見られている。(翻訳/編集・KT)

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