「半沢直樹」に共感するアジアのサラリーマン、韓流抑え再び日本ブーム到来か―香港紙

Record China    2013年10月30日(水) 20時53分

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28日、ドラマ「半沢直樹」は台湾でも放送され、大人気に。理不尽な会社組織や上司と真っ向から闘う主人公の生きざまが、台湾や香港の人々にも支持されている。

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2013年10月28日、香港紙・明報は「『倍返し』と『半沢直樹現象』」と題した記事を掲載。日本の人気ドラマ「半沢直樹」で、理不尽な会社組織や上司と真っ向から闘う主人公の生きざまが、台湾や香港の人々にも広く支持されていると伝えた。

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80年代の「おしん」、90年代の「東京ラブストーリー」に代表される日本のテレビドラマは、当時の東南アジアや東アジアでも大人気だった。しかし、その後は10年以上も韓流ドラマブームが続いている。そんななか、日本で21世紀最高の視聴率をたたき出した「半沢直樹」は、台湾でも最終回が日本ドラマ専門放送局の史上最高視聴率を記録。「倍返しだ!(加倍奉還)」のセリフは台湾人の間で流行語にもなっている。

「半沢直樹」は日本の企業文化を反映しているが、東南アジアの職場にも共通する点が多くある。5億円の不良債権の責任を会社や上司から押し付けられ、その回収を誓いながら、不正を働く上司には勇気をもって敢然と立ち向かう主人公の姿に、日本のサラリーマンだけでなく、アジアの人々も共感を覚えたようだ。このドラマをきっかけに、「韓流ブーム」を抑えて再び「日本ブーム」が到来するかもしれない。(翻訳・編集/本郷)

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