中国人路上販売者を一斉摘発し、71人を拘留―スペイン

Record China    2013年10月28日(月) 8時40分

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25日、スペイン・マドリードの警察当局がこのほど、市内で不法な販売行為を行っている中国人路上販売者の一斉摘発を実施した。写真はマドリード。

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2013年10月25日、スペインの華字メディア・欧浪網によると、スペイン・マドリードの警察当局が、市内で不法な販売行為を行っている中国人路上販売者の一斉摘発を実施した。中国新聞社が伝えた。

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マドリードの中心地区で活動する中国人路上販売者は、毎日夜になると出没し、ビールや飲料水、チャーハンや焼きそばなどを販売している。

マドリード警察当局によると、これらの路上販売者は、長期にわたって不法な販売活動を行って同市経済に影響を与えているだけでなく、食品の衛生安全上の問題や市民の平穏な生活への影響、治安問題、さらには午後10時以降に酒類の販売を禁ずる同市の法令にも違反している。

路上販売者はこれまで巡回の警察官を見かけると商品をごみ箱の中などに隠し、警察官が現場を離れた後にまた元の場所に戻って不法販売を継続するなどしており、現地警察は通常の取り締まりでは対応できなくなっていた。

このため、警察当局は今回、私服警察官100人以上を動員して大規模な封じ込め作戦を実施。道路を封鎖して逃げ場をなくし、路上販売者120人を取り調べし、71人を拘留した。拘留者の中には不法滞在者も含まれていた。

中国人路上販売者の問題に関しては、今回の取り締まりだけでは完全な解決が難しいため、当局は今後も継続して取り締まりを強化していく方針を示している。(翻訳・編集/HA)

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