米国務・国防長官が千鳥ケ淵戦没者墓苑を訪問=日本側に靖国参拝控えるよう促す意図―中国メディア

Record China    2013年10月5日(土) 0時12分

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4日、北京晨報によると、米国のジョン・ケリー国務長官とチャック・ヘーゲル国防長官は3日、東京都千代田区にある千鳥ケ淵戦没者墓苑を訪れ、献花した。写真は靖国神社。

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2013年10月4日、北京晨報によると、米国のジョン・ケリー国務長官とチャック・ヘーゲル国防長官は3日、東京都千代田区にある千鳥ケ淵戦没者墓苑を訪れ、献花した。

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ケリー国務長官とヘーゲル国防長官は、日米の外務・防衛相による安全保障協議委員会(2プラス2)のため訪日中。同墓苑は、第2次世界大戦の際に国外で死亡した日本人の身元不明の遺骨を安置している。米国政府高官が訪れるのは初めてのこと。

国際政治と外交の専門家・友田錫氏は、米国の同墓苑訪問について、日本に対して靖国神社参拝を控えるよう促す意図があると指摘する。「日本と中韓の間の靖国神社をめぐる問題は、米国の頭を悩ませている。米国高官の今回の訪問は、3カ国の関係改善を望むというメッセージである」

小野寺大臣は会談の中で、「海洋秩序の力による変更は到底許すことができない」とした上で、自国の領土を守るとする日本の立場を改めて強調した。ヘーゲル国防長官はこれに対し、「尖閣諸島(中国名:釣魚島)は日米安保条約の適用範囲内だ」と述べた。

米AP通信によると、日米が合意した中には尖閣諸島に直接言及した内容は含まれていなかった。ケリー国務長官に同行した米高官は「米国は主権の帰属については立場を示さないが、尖閣諸島は日本の施政下にあり、日米安保条約の適用範囲内であると考えている」と話した。(翻訳・編集/北田

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