韓国の“日本製品不買運動”の裏にある“日本製品愛”―中国メディア

Record China    2013年10月3日(木) 12時25分

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2日、鳳凰網は、中国の経済誌・招商周刊が2005年に掲載した「韓国人が最も愛しているのは日本製品」と題する記事を転載した。写真はソウルの日本商品看板。

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2013年10月2日、鳳凰網は、中国の経済誌・招商周刊が2005年に掲載した「韓国人が最も愛しているのは日本製品」と題する記事を転載した。

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世界のあらゆる国の製品の中で、韓国人が最も愛してやまないのは日本製品だ。韓国の最大の輸入相手国は日本なのである。

韓国人による「日本製品不買運動」はなぜ起こったのか。最大野党(当時)であったハンナラ党(現セヌリ党)が2001年と2005年の2度にわたり不買運動を呼び掛けたが、ほとんど効果はなかった。2005年上半期、竹島をめぐる領土問題と歴史教科書問題により、韓国ではボイコットの機運が高まったが、意外なことに、同時期の日本からの輸入額は対前年比5%増えていた。

対日貿易における輸入超過は2001年の101億ドル(約1兆600億円)から2004年の244億ドル(約2兆5600億円)へと年々増加している。この結果を見れば、日本製品不買運動は一種の「皮肉」といえるだろう。

韓国人はなぜ日本製品が好きなのか?日本からの主な輸入品は半導体、情報・電子機器、各種機械類、化学工業製品、自動車部品など。一方、日本への主な輸出品は石油製品を除けば、電子機器・部品、自動車部品、化学工業製品と同種の品目が並ぶ。つまり両国間の貿易は、欠点を補うという性質のものではなく、世界的にも競争力のある得意分野において「ウィン・ウィン」の関係にあることがわかる。

過去30年余り、韓国は日本に対し一貫して貿易赤字であったが、経済発展の勢いはすさまじく「アジア四小龍」と呼ばれるほどに成長した。韓国にとって、日本は常に主要な貿易パートナーであり、対日貿易から得られるメリットを韓国人は明確に理解しているのである。(翻訳・編集/NY)

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