増加する代理出産、米国女性に依頼=中国人富裕層、将来の移民を見込む―中国紙

Record China    2013年9月26日(木) 18時30分

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24日、海外での出産を希望する中国人富裕層の需要を満たそうと、米中両国をまたいだ代理出産が活発になりつつある。資料写真。

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2013年9月24日、中国紙・新聞晩報によると、海外での出産を希望する中国人富裕層の需要を満たそうと、米中両国をまたいだ代理出産が活発になりつつある。市場規模はまだ大きくはないが、市場は拡大を続けている。

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米国人女性の代理出産を利用する中国人の数に関する正確な統計はないものの、中国と米国の仲介業者によると、ここ数年で需要は大幅に増加している。産科クリニックや代理出産の仲介業者が次々に中国語版ウェブサイトを開設し、中国語の話せる人材を雇い入れているという。

中国の仲介業者による米国人女性の代理出産斡旋への基本報酬額は12〜20万ドル(約1200万〜2000万円)。ある業者は「これに航空券などの費用も含めると30万ドル(約3000万円)ほどだが、それで子供2人が得られる上、一家そろって米国へ移民することもできる」と話している。米国民は21歳になると両親のためグリーンカード(永住権)の申請が可能になる。

中国の富裕層では移民だけでなく、政府の進める計画出産、いわゆる「一人っ子政策」を超える2人目の出産を求める夫婦が増えていることも米国女性による代理出産の増加にもつながっている。上海のある弁護士は、海外で2人目の子供を産むことも厳密には違反だが、政府がこれを規制することは難しいと話している。(翻訳・編集/岡田)

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