養豚場から“人工フカヒレ”発見=原料に工業用有害物を使用―江蘇省徐州市

Record China    2013年9月25日(水) 21時50分

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24日、中国江蘇省徐州市の賈汪区工商局が先ごろ、ある加工会社で大量の“人工フカヒレ”を押収した。これらの“人工フカヒレ”には、食品加工に用いることが禁止されている工業原料が含まれていた。

2013年9月24日、中国江蘇網によると、中国江蘇省徐州市の賈汪区工商局が先ごろ、ある加工会社で大量の“人工フカヒレ”を押収した。これらの“人工フカヒレ”の製造には、食品加工に用いることが禁止されている工業原料が使用されていた。

問題の“人工フカヒレ”が見つかったのは、徐州市大呉村の民富養豚場。賈汪区工商局はトラックに積まれた総重量7トン余りに及ぶ“人工フカヒレ”を発見した。場内には製造に必要な原料と設備が並んでいた。中には「食品・飼料への使用禁止」と明記された工業用の水酸化ナトリウムなどもあった。

報告を受けた賈汪区公安局は検査を行い、設備や物証を差し押さえた。容疑者は有毒有害食品を製造したとして、すでに拘留されている。関係者によると、彼らが製造した“人工フカヒレ”は周辺地域や都心の市場などに卸され、高級ホテルを中心によく売れていたという。(翻訳・編集/北田

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