満州事変記念日の「9・18」=加速する日本の右傾化「国辱を忘れるなかれ」―中国メディア

Record China    2013年9月18日(水) 11時30分

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17日、人民日報海外版は、満州事変の日にあたる9月18日に際し、「国辱を忘れるな」と訴え、日本は「歴史的な罪をいささかも反省していない」と批判する記事を掲載した。写真は中国の「九・一八歴史博物館」。

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2013年9月17日、人民日報海外版は、満州事変の日にあたる9月18日に際し、「国辱を忘れるな」と訴え、日本は「歴史的な罪をいささかも反省していない」と批判する記事を掲載した。以下はその内容。

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今年も「9・18」の日が来る。「国辱を忘れるな」との声がいつもより高く響き渡る日だ。1931年9月18日は日本帝国主義による中国侵略が始まった日だ。

9月15日、日本の新型固体燃料ロケット「イプシロン」の打ち上げが成功し、日本にとっては12年ぶりの新型ロケット発射となった。専門家は、日本は長年にわたってグレーゾーンを利用し、大陸間弾道ミサイルの技術的障害をすべて取り除いてしまったと指摘する。

安倍首相は近頃、21世紀の国際情勢に見合った国の地位を目指し続けると述べ、「積極的平和主義」という立場から安全保障戦略を議論し、新防衛大綱にも盛り込もうとしている。安倍首相の振る舞いによって、世界は歴史的な侵略の罪をいささかも反省しようとしない政府を目にしている。教科書の歴史歪曲、慰安婦必要論の詭弁、新たな軍艦「いずも」、「731」の番号が入った練習機、麻生副総理のナチス発言、安倍首相の「Japan is back」などの発言、いずれも平和を願う世界の神経に突き刺さってくる。

国連の潘基文(パン・ギムン)事務総長と、米国の映画監督オリバー・ストーン氏を含む識者はこらえきることができず、歴史を直視して深く反省するよう日本に促している。鳩山由紀夫元首相は、日本は「友愛外交」を推し進めるべきだと指摘した。アニメ界の巨匠、宮崎駿氏も日本の政治家による平和憲法改正の試みに明確な反対を表明している。残念なことに、今のところこのような声は余りにも弱い。(翻訳・編集/岡本悠馬)

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