2013年9月13日、英紙フィナンシャル・タイムズ（中国語電子版）によると、中国政府はこのほど、大気汚染悪化防止に向け、石炭利用の削減を目指す方針を示した。

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中国政府は現在、大気汚染が外出する市民に与える影響について懸念している。一方で、空気清浄技術の輸出により、新たなビジネスチャンスが生まれると期待もしている。北京市民は昨年、外出時にマスクが手放せなかった。大気汚染問題はもはや喫緊の課題となっている。

鍵となるのは微小粒子状物質「PM2．5」「PM10」をいかに減らすかだ。河北省はこのほど、石炭使用量を2017年までに12年比で4000万トン削減する目標を掲げた。しかし、地方政府関係者は、石炭消費削減が同地域の工業分野に打撃を与える可能性を懸念している。

中国は17年までに、第1次エネルギー消費量に占める石炭の割合を昨年の66．8％から65％に減らすとしている。（翻訳・編集/AA）