「東京五輪の予算は北京五輪の10分の1」報道に議論=「日本は汚職がない」「中国は金もうけ会」―中国

Record China    2013年9月9日(月) 23時30分

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8日、人民日報は東京が2020年夏季オリンピックの開催権を獲得したことについて「東京オリンピックの予算は北京オリンピックの10分の1に満たない」と報道し、ネットユーザーの論争を呼んでいる。写真は東京オリンピック招致PRステッカー。

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2013年9月8日、人民日報(電子版)は東京が2020年夏季オリンピックの開催権を獲得したことについて「東京オリンピックの予算は北京オリンピックの10分の1に満たない」と報道し、ネットユーザーの論争を呼んでいる。台湾・中央社が伝えた。

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2020年夏季オリンピックの開催地が東京に決まったことを受け、人民日報は過去に開かれたオリンピックの予算表を作成し、2020年の東京オリンピックの計画予算は33億ドル(約3290億円)で、2008年の北京オリンピックの400億ドル(約3兆9800億円)の10分の1にも満たないと紹介した。

この報道は、ネットユーザーたちの間で瞬く間に議論を呼んだ。「日本ではそれほど汚職がないからだ!」「(北京オリンピックは)国民のオリンピックというより、役人の“昇進会”“金もうけ会”“山分け会”と言った方がいい」「いずれにしても、中国政府が払ったのは自分たちの金(カネ)じゃなく、市民の血税だ。といっても搾取された納税者たちは声をあげる勇気もないが」「北京オリンピックは歴史上最も無駄使いをした大会だった。北朝鮮も同じようなオリンピックを開催して、アニキ(中国)への批判の集中をごまかしてほしい」など、役人の汚職や浪費を批判する意見が並んだ。

一方で、「日本人には中国の豊かな財力が理解できないのだ。日本が端金を使うことで、中国が国際社会で輝かしく強大なイメージを確立することになる」「日本は第2次世界大戦の侵略の歴史を認めない無責任な国だ。(東京オリンピックに)徹底的に反対だ!徹底的にボイコットだ!」など、日本や東京オリンピックに批判的な意見も出ている。(翻訳・編集/北田

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