小学生19人が授業中に鼻血や頭痛訴え、病院へ=周辺工場の汚染物質が原因か―浙江省楽清市

Record China    2013年9月9日(月) 15時40分

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4日、中国浙江省楽清市の小学校で授業を受けていた児童19人が突然鼻血を出したり、頭痛や胸の苦しさなどの症状を訴え始め、病院に運ばれた。学校は6日から授業を停止し、地元当局が原因の究明にあたっている。

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2013年9月4日、中国浙江省楽清市の小学校で授業を受けていた児童19人が突然鼻血を出したり、頭痛や胸の苦しさなどの症状を訴えて病院に運ばれた。学校は6日から授業を停止し、地元当局が原因の究明にあたっている。8日付で新華網が伝えた。

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事件が発生したのは楽清市北白象村第九小学校で、全校で児童数は1200人以上、教職員の数は60数人。4日以降に同校の児童で鼻血を出したり、嘔吐、頭痛、胸の苦しさなどを訴える児童が続出した。児童の保護者によれば、運ばれた病院の検査結果でも直接的な原因は判明せず、学校周辺の劣悪な環境が原因ではないかとする声が上がっている。

事件を受けて同市環境保護部門の職員は校内・校外の汚染源について調査を実施。その結果、学校の半径1キロメートル以内には化学工業、熱処理、電気めっき、鋳造、塗装などの工場およそ36棟が点在していた。そのうち28社は排気ガスの排出について環境保護部門の審査と許可を受けておらず、2社は許可を受けていたものの排気処理が基準に達していなかった。さらに6棟は未認可の工場だった。また、同校の校舎は建て替えが終わって使用が始まったばかりで、教卓や椅子、一部の壁も新しく塗装されており、一部の設備については現在も塗装やアスファルトの流し込みが行われていた。

地元政府は6棟の未認可工場を直ちに閉鎖。付近の一部企業も噂を聞いて操業を停止し、校内の工事作業も中断された。差し迫った問題である授業再開については、9月9日から一時的に旧校舎を使用して行うことに決定した。楽清市政府は「同市環境保護局の依頼により専門の検査測定機関が校内や周辺の大気環境を引き続き監視測定を行っている。学校周辺にある違法建築の汚染物質排出企業は例外なく取り壊す。環境保護部門の認可を経ていない企業についても電気や水の供給を停止したり生産停止などの処罰を行い、違法に汚染物質を排出する行為については法に基づいて厳しく取り締まる」と説明した。(翻訳・編集/碧海)

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