<レコチャ広場>「太った?」はほめ言葉!?中国人妻から学ぶ日中文化の違い

Record China    2013年9月4日(水) 21時45分

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3日、同じ国同士の人間でも考え方や価値観の違いを痛感することはあるだろうが、それが海を隔てた異国の人間同士ではなおさらだ。中国人の妻を持つ筆者は、そんな文化や風習の違いに驚かされることがたびたびある。写真は中国の伝統的な飾り結び「中国結」。

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2013年9月3日、同じ国同士の人間でも考え方や価値観の違いを痛感することはあるだろうが、それが海を隔てた異国の人間同士ではなおさらだ。中国人の妻を持つ筆者は、そんな文化や風習の違いに驚かされることがたびたびある。

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妻の親戚とは顔合わせこそしていたが、それほど深い付き合いはなかった。最初のころ、会うたびにそれもみな一様に「太った」と私に声をかけて来ることに抵抗を感じていた。肥満体形の筆者にとって「太る」は敏感なワードであり、「なぜよく知りもしない相手に“太った”などといわれなくてはいけないのだ」と毎回不機嫌になっていた。

ところが、その後中国では挨拶代わりに「太った?」と聞くことは一般的で、さらに、中国には「心寛体胖(器量が大きい人は外見がふくよかになる)」という言葉があるように、古来より太ることはいい事ととらえられていると妻が説明してくれた。

もちろん、今の若い世代の人たちは日本人同様肥満よりも細身のほうが好まれるが、中国の年配者や農村部では依然太ることを肯定的に受け止める人が多い。

この中国の文化を理解したあとは、不思議と「太った?」といわれても嫌な気分はなくなっていた。今では妻の親戚に会うときには私から「太った?」などと声をかけている。(編集/内山

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