元重慶市トップ・薄熙来被告の初公判始まる=異例のネット公開―山東省済南市

Record China    2013年8月22日(木) 14時0分

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22日、収賄や横領、職権乱用などの罪に問われた元重慶市トップの薄熙来被告の初公判が、山東省済南市の中級人民法院で始まった。同法院は裁判の経過を公式ミニブログ上に書き込むという異例の措置を取っている。

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2013年8月22日、収賄や横領、職権乱用などの罪に問われた元重慶市トップの薄熙来(ボー・シーライ)被告の初公判が、山東省済南市の中級人民法院で始まった。同法院は裁判の経過を公式ミニブログ(微博)上に書き込むという異例の措置を取っている。裁判が公正に行われていることをアピールする狙いがあるとみられる。

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法廷には、薄被告の親族5人や報道関係者19人を含む110人が入った。王旭光(ワン・シューグアン)裁判長は「事件は重大かつ複雑で、8月14日に事前会議を開いた」などと述べた。

検察官は起訴状で、大連市長や商務相の時代を含め、本人だけでなく妻や息子を通じて2179万元(約3億4800万円)の賄賂と、500万元(約8000万円)の横領があったと指摘。さらに妻・谷開来(グー・カイライ)受刑者(執行猶予付き死刑判決が確定)による英国人実業家殺害事件を隠ぺいしようとした職権乱用も起訴理由とした。

薄被告はかつて最高指導部入りが有力視されていたが、2012年に腹心の王立軍(ワン・リージュン)氏が四川省成都市の米国総領事館に駆け込んだことをきっかけに、同被告の汚職が明らかとなった。その後中国共産党は、薄被告を重慶市党委書記から解任し、続けて政治局委員、中央委員などすべての職務を停止した。(翻訳・編集/北田

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