独首相のナチス収容所訪問に日中で意見=「日本人も学べ!」「侵略の謝罪ではない」―中国版ツイッター

Record China    2013年8月22日(木) 12時40分

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20日、ドイツのアンゲラ・メルケル首相は、ナチス時代のダッハウ強制収容所記念館を訪問し、追悼の花輪を手向けた。これに対し、日中のネット上ではさまざまな意見が飛び交っている。

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2013年8月20日、ドイツのアンゲラ・メルケル首相は、ドイツの首相として初めてナチス時代のダッハウ強制収容所記念館を訪問し、追悼の花輪を手向けた。

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メルケル首相は、「収容所で亡くなった方々を思うたびに、深い悲しみと恥ずかしさが胸に込み上げてくる」と述べ、過去の悲惨な歴史を繰り返さないと誓った。

ダッハウ収容所は、ナチスが1933年に設置した強制収容施設で、ユダヤ人など20万人以上が収容され、約4万3000人が命を落とした。

このニュースは、中国と日本のネット上でも大きな話題となっている。以下は両国のネットユーザーの意見の一部。

●中国のネットユーザーの意見

「日本はドイツにしっかりと学ぶべきだ」

「これこそドイツ人が尊敬を集め、日本人が軽蔑される原因だ」

「ドイツの指導者は被害者の記念館を参拝するが、日本の指導者は加害者の神社を参拝する」

「これこそ自己の歴史に向き合う態度だ。どこかの島国は100年たってもできやしない。責任を取る国とはどういうものか直視せよ」

「メルケル首相は『私は深く歴史を知ることで、よりよい未来があると信じている』と述べている。日本人に未来はないということだな」

「日本の侵略と比べて、共産党の文革こそ反省すべきもの」

「偉大な国は歴史を直視しなければならない。日本?日本は小国にすぎない。だから、われわれも文革の反省を行うことで、法治、民主、富国、団結の中国を確立できるのだ」

「(収容所訪問は)初めてなのか?私より遅い」

「ユダヤ人に対して謝っているだけ。周りからの圧力があっての謝罪は謝罪といえるのか?ほかの被害者への謝罪はいつだ?」

●日本のネットユーザーの意見

「日本対する当て付けもあるよな。これ」

「もうすぐ落選ですから、必死だと思われる」

「『訪問は初めて』ってホントに反省してるの?」

「このドイツの首相の謝罪パフォーマンスは、どこ向けなんだ?これやると、国内の支持率が上がるのか?それとも、どっかの国に対するご機嫌取りか?」

「『ホロコーストやらかしたのはナチス。自分たち一般ドイツ人は関係ない。だから日本人とは違う』。選挙でそのナチスを選んだのは自分たちだろうに。自分たちだけ正義面」

「メルケル首相は『私たちは歴史を直視し、どんなことも隠したり押しつけたりしてはならない』と主張し、ナチスの犯罪行為に対して『永遠の責任』があることを明らかにした。最近のドイツはこんな感じだから、いつもまでもナチスのせいにしてるというのはちょっと不見識かも」

「ドイツが頭を垂れるのはユダヤ人に対してだけなんだよ。侵略したことには罪悪感などない。ドイツを見習えと言う中韓はアホの極み」

「ドイツを見習うなら、A級戦犯を参拝しない代わりに、今の国民に罪は一切無く、侵略もしていない。謝罪する必要も無く、中韓に配慮する必要もない。中韓が文句を言ってきても、知らぬ存ぜぬでいい訳だな。ドイツを見習うというのはそういう事だ」(翻訳・編集/北田

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