韓国製品を拒否する日本人、品質低いイメージから―中国メディア

Record China    2013年8月13日(火) 13時10分

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12日、韓国製の家電製品やIT機器は欧米ではすでに大きなシェアを得て、日本製品を上回る存在になっているが、日本では依然として知名度が低いままとなっている。写真はサムスンの携帯電話。

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2013年8月12日、韓国製の家電製品やIT機器は欧米ではすでに大きなシェアを得て、日本製品を上回る存在になっているが、日本では依然として知名度が低いままとなっている。その最大の原因は旧来のマイナスイメージにあるという。中国の大手ポータルサイト・捜狐のITチャネルが伝えた。

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日本人の多くは韓国製品を拒否する理由として「品質が低い」ことを挙げる。日本では韓国製品は「安かろう、悪かろう」という従来のイメージで捉えられており、一定以上の年齢層で特にそうした傾向が強い。しかし、米IT関連メディア・CNETなどは、韓国製テレビや携帯電話、洗濯機、自動車などに対して日本製品を上回る評価を与えている。また、日本のデジタルAV家電専門誌・HiViも、韓国のLGエレクトロニクス製テレビに三菱やシャープ以上の評価をしている。

韓国の各ブランドは2007〜2008年ごろに日本市場から一旦撤退したが、その後再び進出を果たしており、日本人の韓国製品を毛嫌いする傾向にも変化が生じている。韓流ブームが後押しとなってイメージが改善し、主要な家電量販店はLG製品を主力商品として扱うようになった。若い世代を中心に韓国製品を選ぶ人が増え、品質に関しても劣っている認識は持っていないという。

LGエレクトロニクスは、2012年の日本市場でスマートフォンや家電製品など6億7500万ドル(約655億円)を売り上げた。サムスン電子製のスマートフォンはNTTドコモの主力製品となっており、ギャラクシーS4の販売台数はソニーの半数以下とはいえ、すでに40万台を販売した。

ソニーとサムスンの経営を分析した「ソニーVSサムスン」の著者・張世進氏は、「日本の消費者はアップルを例外として自国製品しか目に入らなかったが、これからは韓国メーカーを受け入れる消費者が増えていく」として、今後の日本市場における韓国製品には将来性があると指摘している。(翻訳・編集/岡田)

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