<南シナ海問題>中国と関係悪化のフィリピン、ベトナムに仲介打診か―香港紙

Record China    2013年8月6日(火) 18時10分

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5日、香港英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポストは、「南シナ海問題で中国と対立するフィリピンが、関係改善に向け模索を始めた」と伝えた。写真は中国の王毅外相。

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2013年8月5日、香港英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポストは、「南シナ海問題で中国と対立するフィリピンが、関係改善に向け模索を始めた」と伝えた。今月初めに中国の王毅(ワン・イー)外相がタイなど東南アジアを歴訪。周辺諸国との関係強化を打ち出し、“フィリピン包囲網”形勢を狙ったことが背景にあるとみられる。

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王外相はタイで1日開かれた外交フォーラムに出席。マレーシア、ラオスなどを正式訪問すると表明。4日から2日間の日程でベトナムを訪問した。同紙はこれを「フィリピン包囲網を作る狙いがある」と指摘した。

一方、フィリピンのデルロサリオ外相は1日、マニラでベトナムのミン外相と会談。ミン外相が「王外相が近くベトナムに来るが伝言はあるか」と尋ねたところ、デルロサリオ外相は「中国からの招待があれば受けたい」と答えたという。

王外相は3月の就任後、東南アジア諸国連合(ASEAN)10カ国のうちフィリピン、カンボジア、ミャンマーを除く7カ国をすでに訪問している。一部の専門家は「中国に冷たくされ、南シナ海問題打開の糸口を見出せないのではないか」と予測してる。(翻訳・編集/AA)

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