パラキシレン工場で爆発、死傷者はなし―福建省

Record China    2013年7月30日(火) 19時0分

拡大

30日、福建省のパラキシレン工場で火災が発生した。死傷者は出ていない。

(1 / 2 枚)

2013年7月30日、福建省●州市(●=さんずいに「章」)のパラキシレン工場で火災が発生した。死傷者は出ていない。人民日報が伝えた。

その他の写真

30日午前4時35分(日本時間同5時35分)、福建省●州市古雷のパラキシレン工場で、稼働していないハイドロクラックのパイプに水素を注入して耐圧テストをしていたところ、溶接の継ぎ目にひびが入り、燃え上がった。火はすぐに消し止められ、現場で死傷者は出なかった。設備にも大きな損傷はなく、パラキシレンも漏れ出ていないという。現在、原因の調査と復旧作業が進められている。

パラキシレンは石油精製の過程で製造される中間原料で、中国では「有毒物質」としての認知度が高い。2012年10月には浙江省寧波市で、市政府が推し進める「パラキシレン製造プロジェクト」に反発した市民がデモを行い、市政府にプロジェクトの完全撤回を決定させた。パラキシレン製造施設をめぐっては、過去に雲南省昆明市や遼寧省大連市など、中国各地でデモが起きている。(翻訳・編集/北田

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携