元重慶市トップ・薄熙来氏、山東省済南市で裁判へ=最低でも懲役15年―中国

Record China    2013年7月24日(水) 10時15分

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24日、大公網の報道によると、元重慶市トップ・薄熙来氏の汚職事件は、山東省の済南市中級人民法院で裁判が始まることが明らかになった。写真は薄氏。

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2013年7月24日、大公網の報道によると、元重慶市トップ・薄熙来(ボー・シーライ)氏の汚職事件は、山東省の済南市中級人民法院で裁判が始まることが明らかになった。薄氏は収賄や汚職、職権乱用の罪に問われる。

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薄氏は最高指導部入りが有力視されていた人物だったが、2012年腹心の王立軍(ワン・リージュン)氏が四川省成都市の米国総領事館に駆け込んだことをきっかけに、薄氏の汚職が明らかになった。薄氏は収賄や汚職、さらに妻・谷開来(グー・カイライ)による殺人事件で職権を乱用したと関連の調査報告が伝えている。その後中国共産党は薄氏を重慶市党委書記から解任し、続けて政治局委員、中央委員など党中央の職務すべてを停止した。

薄氏の収賄や汚職による額は3000万元(約4億8000万円)に及ぶと指摘されている。中国の刑法によると、収賄と汚職は最低10年の懲役から最高死刑までが科せられ、職権乱用は5〜10年の懲役。これらから判断すると、薄氏は最低でも15年の懲役を言い渡されることになる。

裁判の日程に関しては詳しく伝えられておらず、済南市中級人民法院は「裁判の3日前には公表する」と話している。(翻訳・編集/内山

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