<尖閣問題>安倍首相の石垣島訪問は「中国の領土や主権を損なう挑発的行為」―中国外交部

Record China    2013年7月18日(木) 15時5分

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17日、中国外交部の華春瑩報道官は、日本の安倍晋三首相が石垣島を訪問し、海上の警備状況を視察したことに関して、「中国の領土や主権を損なう挑発的行為」だと厳しく非難する談話を発表した。

2013年7月17日、中国外交部の華春瑩(ホア・チュンイン)報道官は、日本の安倍晋三首相が石垣島を訪問し、海上の警備状況を視察したことに関して、「中国の領土や主権を損なう挑発的行為」だと厳しく非難する談話を発表した。同日付で中国外交部のホームページに発表された。

安倍首相は17日、沖縄県の石垣島を訪問して海上保安庁を視察した際に、「わが国の領土、領海、領空や主権に対する挑発が続いている。中国公船などによる尖閣諸島周辺海域への接近や徘徊(はいかい)が頻発し、わが国の領海警備をめぐる環境は一層厳しさを増している」と語った。さらに「尖閣は間違いなく、歴史的にも国際法的にも日本固有の領土だ。私たちは一歩たりとも譲歩する考えはない」と述べている。

これに対し、華報道官は「釣魚島(日本名・尖閣諸島)は古来より中国固有の領土である。中国側はこれについて、争う余地のない主権を有している。中国政府は今後も引き続き必要な措置を講じて、断固として釣魚島の領土や主権を守る。日本側が歴史と現実を直視し、中国の領土や主権を損なう一切の挑発的な言動をやめ、対話を通じて釣魚島問題の適切な解決に努めるよう促したい」と日本側をけん制した。(翻訳・編集/碧海)

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