韓国政府が観光産業育成策、中国人観光客誘致に期待―韓国メディア

Record China    2013年7月19日(金) 7時52分

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17日、観光政府が発表した観光産業育成策では、中国人観光客を呼び込むための政策が盛り込まれている。写真は韓国の博物館に入る中国人を乗せた観光バス。

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2013年7月17日、韓国の聯合ニュースによると、韓国政府は同日、第1回観光振興拡大会議を開き、「観光不便解消のための制度改善および戦略観光産業育成策」を発表した。中国新聞社が伝えた。

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今回発表された観光産業育成策で注目すべき点は、中国人観光客に対するビザ(査証)発給要件の緩和だ。中国の有名大学の学生や北京市民、上海市民などマルチビザ発給対象は3000万人以上に増加する見込み。

さらに来年1月からホテル宿泊費に課税される10%の付加価値税が外国人観光客に還付されることになった。この措置により、韓国政府の税収は年間500億ウォン(約44億4000万円)程度減少するが、観光収入増加による経済効果は3000億ウォン(約266億円)に達するとみている。

また、クルーズ船での外国人専用カジノ営業が許可されたことから、韓国企業が相次いで参入すると予想される。同時にシンガポールのマリーナベイ・サンズのような高級リゾートホテルを建設する予定だ。さらに医療観光プログラムを充実させ、治療を受けるために韓国を訪れる外国人の増加を図る。

韓国政府はこの育成策の実施で、2014年には観光収入240億ドル(約2兆4000億円)、外国人観光客169万人になるとみている。観光業界従事者も現在の85万人から100万人にまで増える見込みだ。(翻訳・編集/本郷)

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