指紋認証システムで学生の出欠管理、批判の声も―湖南大学

Record China    2007年4月21日(土) 6時44分

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2007年4月19日の報道によると、湖南省長沙市の湖南大学で指紋認証システムを使った出欠管理が行われている。人間の尊厳に反しているのではないか、プライバシーの侵害ではないのか、といった声などが一部から上がっている。

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2007年4月19日の報道によると、湖南省長沙市の湖南大学で指紋認証システムを使った出欠管理が行われている。

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湖南大学の美雅国際教育学院では去年10月、25万元(約375万円)を注ぎ込み、30余りの教室に指紋認証システムを設置した。学院の責任者は「大人数授業では欠席者が多く、また点呼時に友達に代わって返事をする生徒もおり、本人確認が難しかった。指紋認証システム導入後、そういった問題はなくなった。出席率も95%以上になった」と話した。

しかし、このシステムには批判の声も上がっている。人間の尊厳に反しているのではないか、プライバシーの侵害ではないのか、といった意見が一部から出ている。また、指紋データの流失を懸念する声もある。

弁護士によると、相手の同意を得た上で出欠管理のみの目的で指紋を採取し、指紋データの管理とセキュリティ対策を厳重に行っている場合、違法には当たらないという。(翻訳/編集・藤野)

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