東京五輪が「旭日旗」応援を容認、韓国メディアから懸念の声「日韓の観客が衝突する可能性」

Record China    2019年9月4日(水) 7時10分

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3日、韓国・SBSは「東京五輪・パラリンピックの組織委員会が初めて、来年の東京五輪での旭日旗の使用を容認する考えを示した」とし、「大きな波紋を呼ぶことが予想される」と伝えた。写真は東京五輪PR。

2019年9月3日、韓国・SBSは「東京五輪・パラリンピックの組織委員会が初めて、来年の東京五輪での旭日旗の使用を容認する考えを示した」とし、「大きな波紋を呼ぶことが予想される」と伝えた。

記事によると、委員会は同日、SBSからの質疑に対する回答として「旭日旗は日本で広範囲に使用されているため制止する必要がない」との内容の書簡を送った。

記事は旭日旗について「日本が第二次世界大戦で使用していた戦犯旗で、日本の軍国主義を象徴している。現在は日本の陸上自衛隊と海上自衛隊の軍旗として使用されており、国際的なスポーツ大会の応援で度々使用されては問題となっている」と説明している。

一方、委員会は書簡で「旭日旗自体に政治的意味は含まれていないため、禁止品目とみなさない」と強調したという。

これを受け、記事は「東京五輪で日本の観客が旭日旗を掲げて大規模な応援を繰り広げる可能性が高まった。試合会場で日韓の観客が衝突する可能性も高い」と懸念を示している。

このニュースに韓国のネットユーザーからは「ボイコットしよう」「日本は趣旨も知らずに五輪を開催するのか?五輪の趣旨は和合なのに分裂をあおっている」「必死に練習してきた韓国の選手たちがかわいそう」「地図に竹島を表記し、ハーケンクロイツと同じ意味を持つ旗を許可。こんな五輪に韓国が参加する理由は?納得できないよ」など、委員会の判断に批判の声が続出している。

その他「アジアの他の国と共同で抗議するべき」「中国人はなぜ静かなの?批判の声を上げないの?」などの声も上がっている。(翻訳・編集/堂本

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