<アシアナ機事故>フライトレコーダーの分析結果発表=操縦ミスか―米国家運輸安全委員会

Record China    2013年7月10日(水) 9時43分

拡大

9日、国際在線が伝えたところによると、ソウル発の韓国アシアナ航空214便が米サンフランシスコ国際空港で着陸に失敗して炎上した事故で、米国家運輸安全委員会(NTSB)は8日、フライトレコーダーの解析結果を公表した。写真は事故機。

2013年7月9日、国際在線が伝えたところによると、ソウル発の韓国アシアナ航空214便が米サンフランシスコ国際空港で着陸に失敗して炎上した事故で、米国家運輸安全委員会(NTSB)は8日、フライトレコーダーの解析結果を公表した。また、負傷者の治療や調査活動も懸命に行われている。

事故機のフライトレコーダーは発見後、NTSB本部に届けられ、サンフランシスコ政府は同日、事故があった同空港で記者会見を行い、NTSBのデボラ・ハースマン委員長がフライトレコーダーの初期の分析結果を発表し、事故機の速度が時速196キロで、滑走路に進入する際に目標とする時速約254キロを大幅に下回っていたことを明らかにした。同内容は米国メディアが分析している事故原因とほぼ同じだ。ただ、ハースマン委員長は、フライトレコーダーの記録は、調査全体の一部分にすぎないことを強調した。

 

実際には、NTSBの調査は詳細に至るまでこと細かく実施される。例えば専門家グループは、機体の構造やメンテナンス状況から、航空会社の運営状況、パイロットの操縦、空港の管制塔との連絡、管制塔の指揮や応急処置、空港の滑走路の設計が合理的かどうかなどにいたるまで、それぞれ調査を実施する。そのため事故後の調査には通常1年から1年半の時間を要し、その後結論が下される。

一方、今回の事故発生後、米国メディアでは、事故原因について熱い論議がなされている。うち、評論家や航空専門家は、現場の目撃者や乗客の証言、ネット上にアップされた画像、動画などをもとに、機体の進入時の体勢が低すぎることと速度が遅すぎることを指摘しており、パイロットの操縦ミスを指摘する声が高まっている。(提供/人民網日本語版・翻訳/KN・編集/武藤)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携