<尖閣問題>中国国際航空の北京−沖縄便が運航再開―中国

Record China    2013年7月4日(木) 20時20分

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3日、尖閣諸島の領有権問題による日中関係悪化の影響で、前年10月から運休していた中国国際航空の北京−那覇便が運航を再開した。写真は那覇空港で歓迎の出迎えを受ける中国人旅行客。

2013年7月3日、尖閣諸島の領有権問題による日中関係悪化の影響で、前年10月から運休していた中国国際航空の北京−那覇便が運航を再開した。日本メディアの報道を引用して中国紙・環球時報が伝えた。

同日、北京首都国際空港の発着便が混雑した影響で、運航再開の第1便は定刻より約1時間半遅れで出発し、午後7時頃に那覇空港に到着した。到着ロビーでは歓迎式が開かれ、沖縄県の関係者が「ようこそ沖縄へ」と中国語で書かれた横断幕を掲げ、空港で乗客を出迎えた。

昨年9月以降、尖閣諸島問題による日中関係悪化の影響を受けて、多くの中国人観光客が日本への旅行を取りやめたため、旅客は激減。中国の航空各社は日本便を一時休止したり、フライト数を大幅に削減したりするなど、便数の調整に乗り出した。また、日本の航空会社にも同様の事態が波及し、中国路線の利用客が大幅に減少した。

そのため、前年1月に就航した同路線も10月から運休していたが、夏休みに入って需要が高まることを予測し、運航が再開された模様。同路線の運航再開以前、中国各都市と那覇間の発着便は、中国東方航空上海−那覇便が運航するのみだった。一方、昨年9月から運休している海南航空の北京−那覇便の運航再開の見通しはまだ立っていない。また、吉祥航空は昨年9月中旬から上海−那覇便を就航予定だったが、現在も就航を見合わせている。(翻訳・編集/碧海)

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