<尖閣問題>日中対立が袋小路に、「妥協の兆し見えず」=双方が突っ張り合う―露メディア

Record China    2013年7月4日(木) 8時50分

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3日、ロシア国営ラジオ局「ロシアの声」は、尖閣諸島(中国名・釣魚島)の領有権をめぐる日本と中国の対立について「妥協のきざしがみえない」と伝えた。写真は1日、尖閣諸島沖の接続水域を航行した中国の海洋監視船「海監5001」。

2013年7月3日、ロシア国営ラジオ局「ロシアの声」は、尖閣諸島(中国名・釣魚島)の領有権をめぐる日本と中国の対立について「妥協のきざしがみえない」と伝えた。環球時報(電子版)が報じた。

中国国家海洋局によると、7月1日も中国の海洋監視船4隻が尖閣諸島海域を航行し、日本の海上自衛隊が領海侵犯だと通告。昨年9月以降、中国船による同海域の航行は少なくとも5度に渡っている。同海域では日中両国の監視活動が続いており、それぞれ主権保護の決意は揺るぎないとみられている。

「ロシアの声」は、中国が強硬姿勢を維持することで、日本が「懺悔(ざんげ)」することを期待していると指摘。ブルネイでこのほど開かれた東南アジア諸国連合(ASEAN)関連会合でも、日中外相会談は開催されずに終わるなど、「両国の領土問題は袋小路に入った」と伝えている。(翻訳・編集/AA)

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