2013年6月29日、環球時報は記事「中韓首脳会談、追い詰められた日本は嫉妬」を掲載した。

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「中韓首脳会談の実現によって、日本は脇に置かれることになった」。これは28日付韓国紙・毎日経済が評した東北アジアの現状だ。中韓首脳会談の実現は日本にとっては苦々しいものとなった。

こうした中、日本メディアは日中首脳会談をおとしめようとしている。ある日本の新聞は「敵の敵が仲間というだけ」と評し、中韓の接近は東北アジアの大局には影響を与えないと評した。

安倍首相の就任から半年が過ぎたが、いまだに日中首脳会談実現の見通しは立たず、朴槿恵大統領と習近平（シー・ジンピン）国家主席の蜜月を指をくわえてみているだけだ。

こうした状況は国際社会に日本の孤立を印象づけている。ある日本政府関係者は中韓の接近に「できれば見たくなかった光景だ」ともらした。安倍首相が目指す中国包囲網だが、その網には韓国という大きな穴が空いている。（翻訳・編集/KT）