韓国、東京五輪には「食料持参」で参加へ、ボイコットしない姿勢―中国メディア

Record China    2019年8月13日(火) 20時50分

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中国メディア・観察者網は13日、韓国の文化体育観光部が五輪をボイコットしない姿勢を見せ、「大会期間中の食料は全て自ら用意する」と表明していると伝えた。写真は東京五輪・パラリンピックのエンブレム。

中国メディア・観察者網は13日、韓国の文化体育観光部が東京五輪をボイコットしない姿勢を見せ、「大会期間中の食料は全て自ら用意する」と表明していると伝えた。

記事はまず、韓国で東京五輪ボイコットの声があることを紹介。韓国与党の「日本の経済侵略対策特別委員会」の金民錫特別委員が「東京五輪は安倍首相が最も世界に売り出したい商品。世界中の、良心は皆これをボイコットするだろう」などと発言したことを伝えた。

一方で、「韓国文化体育観光部は、五輪をボイコットすることにそれほど意義はないとの認識に達した。東京五輪に実質的な影響を与えられないどころか、五輪参加の機会を逃した韓国選手を落胆させる可能性がある。さらに、2032年の五輪を北朝鮮と南北共同誘致するという計画にも陰りが差してしまうからだ」と指摘した。

そして、韓国紙・中央日報の12日付の報道に基づき、「文化体育観光部は11日、五輪には必ず出場しなければならないという姿勢を明らかにした。しかし、福島県での放射能汚染の影響を鑑み、韓国の代表団が大会期間中に口にするものは、全て本国から輸送した食材で補う見込みだ」と伝えた。

記事によると、韓国文化体育観光部は今月20日に行われる東京五輪団長会議に出席し、五輪期間中に韓国産食材の供給および調理が可能な独自の給食支援センターを設立する旨を東京五輪組織委員会に申し出るとともに、韓国産食材の検疫が円滑に行われるよう日本に協力を求める予定だという。また、韓国側は国際五輪委員会(IOC)にも放射能汚染問題に対する立場を伝え、他の国々にも食品安全に関する認識を広める見通しだという。(翻訳・編集/岩谷)

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