反日感情が高まる韓国、「抗日の歴史」学習がブーム=中国の関連遺跡めぐりも―中国紙

Record China    2019年8月13日(火) 16時50分

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13日、環球時報は、反日感情が高まっている韓国で「抗日の歴史」を学ぶブームが起きており、各種の歴史書の売り上げが好調を呈するとともに、関連の遺跡観光ツアーが人気急上昇中であるとする韓国メディアの報道を伝えた。写真は上海の韓国臨時政府跡地。

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2019年8月13日、環球時報は、反日感情が高まり、日本製品ボイコットがエスカレートしている韓国で「抗日の歴史」を学ぶブームが起きており、各種の歴史書の売り上げが好調を呈するとともに、関連の遺跡観光ツアーが人気急上昇中であるとする韓国メディアの報道を伝えた。

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韓国・国民日報は12日、未使用の日本製化粧品を全部捨て、「韓国歴史能力検定試験」にチャレンジした24歳の大学生や、近ごろ歴史学習に目覚め、毎朝ネットで配信される日韓の歴史に関する文章を熟読することが習慣になった40代のサラリーマンを紹介した。

また、聯合ニュースは11日付の報道で、災害やテロ、歴史的な痛ましい事件の発生地を巡る「黒色観光」が韓国の観光市場をけん引しているとし、日本の植民時代に抗日分子を収容したことで知られる西大門刑務所の地下取調室や上海の臨時政府移遺跡などが人気を集めていると伝えた。

朝鮮日報は12日、観光業界関係者が「黒色観光」が急速な伸びを見せていることを実感する様子や、日本旅行を取りやめて上海を訪れ、臨時政府跡地を訪れた20代の若者が「とても意義があった」と語ったことを報じている。

記事はさらに、7月8~17日に韓国の若者100人が重慶広州長沙、広州など当時韓国臨時政府が設けられた中国の都市を巡る活動を行い、韓国社会から高く評価されたとも紹介。「1919年3月1日に朝鮮半島で韓国独立運動が起き、中国でも五四運動が起こった。今回の活動は、中韓の友好、協力が持つ大きな意味を改めて認識させた」というソウル大学日本研究所の専門家のコメントを伝えた。(翻訳・編集/川尻

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