ホットマネーが続々撤退、不動産バブルの危険ありと中国メディア―台湾紙

Record China    2013年6月17日(月) 8時35分

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中国メディアからホットマネーの撤退が不動産バブル破裂の契機になると危惧する声が上がっている。写真は2013年4月、南京市の住宅販売会。モデルの背中に部屋の間取りを描く演出。

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2013年6月、中国メディアからホットマネーの撤退が不動産バブル破裂の契機になると危惧する声が上がっている。15日、台湾紙・旺報が伝えた。

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最近、新興国市場ではホットマネーの撤退に由来する株式、債券の急落が目立っている。中国はというと、すでに下がりきっているA株市場にリスクはないが、不動産価格の急落につながる危険性があるとの懸念が広がっている。

世界のホットマネーにとって中国は最優先の候補地。中国は資本規制をしいており自由な投資はできないはずだが、ホットマネーはさまざまなルートを通じて中国国内に侵入している。

新興国の高成長は、新興国自身の過剰なマネーサプライと国際資本の両者によって演出されたもの。その副作用として資産バブルとインフレが生み出されてしまった。過剰なマネーサプライとホットマネーが作り上げた繁栄は長続きするものではない。いつかは破綻するものだが、ホットマネーの撤退は往々にしてその導火線となる。(翻訳・編集/KT)

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