米中首脳会談、尖閣問題では意見一致できず、中国は反撃の世論動員を発動―米華字メディア

Record China    2013年6月16日(日) 12時59分

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15日、米華字ニュースサイト・多維網は記事「米中首脳会談、尖閣問題では意見一致できず、中国は反撃の世論動員を発動」を掲載した。写真は米中首脳会談を伝える中国メディア。

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2013年6あ月15日、米華字ニュースサイト・多維網は記事「米中首脳会談、尖閣問題では意見一致できず、中国は反撃の世論動員を発動」を掲載した。

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7日、8日の2日間にわたり、習近平(シー・ジンピン)国家主席とオバマ米大統領の米中首脳会談が行われた。詳細は明かされていないが、日本メディアの報道をみるに尖閣問題について米中は意見を一致させることができなかったようだ。米国の態度に中国は世論動員という反撃を開始した。

人民日報は13日に「典型的な“人格分裂”」、14日に「“新冷戦”を作り出す陰謀を警戒せよ」と、安倍外交を批判する鐘声名義のコラム2本を掲載した。鐘声は人民日報国際部が外交問題に関する重要なメッセージを発する時に使うペンネームだ。

また人民日報海外版も13日に「“イデオロギーの違いは必ず衝突を招く”の過ちを打破せよ」「“他国内政の干渉”という罠に警戒せよ」と2本の記事を掲載した。こちらは人民日報海外版が国際問題に関する重要なメッセージを発する時に使う望海楼名義が使われている。

鐘声、望海楼はともに中国政府の態度を示す風見鶏としての役割を持っている。米中首脳会談後にこうした記事が相次ぎ掲載されたことは、中国が米中首脳会談での尖閣問題の扱いに不満を持っていることを示している。(翻訳・編集/KT)

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