尖閣近海でクロマグロを乱獲、漁獲制限しなければ資源枯渇と専門家―台湾

Record China    2013年6月4日(火) 1時22分

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5月22日、中国新聞網は記事「台湾漁民、尖閣周辺海域でクロマグロを乱獲」を掲載した。日台漁業協定で台湾漁民に新たな漁場が開放されたが、問題は乱獲だという。写真は2012年9月、日本への抗議のため尖閣諸島に向かう台湾の漁船団。

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2013年5月22日、中国新聞網は記事「台湾漁民、尖閣周辺海域でクロマグロを乱獲」を掲載した。

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台湾紙・中国時報によると、クロマグロの漁期を迎えた今、台湾漁民はマグロ漁に躍起になっている。マグロ価格の低迷と燃料費の高騰という状況下で、例年以上に精を出している。日台漁業協定により、日本側が約4530平方キロメートルの海域を開放したことは、台湾の漁民にとって福音となった。

問題は乱獲だ。1990年代、台湾当局の補助金により、台湾漁船の数は急増。設備も新たなものに更新された。しかしこれが乱獲の引き金を引き、漁業資源の減少が問題となっている。台湾漁民は少しでも多くの収入を得ようと、日本側の海域まで進出する例が少なくないほか、台湾漁民同士の争いまで起きている。

ある専門家は漁獲制限するべきだと指摘。「漁場はみなの共有資源であり、共同管理するべきだ。指定海域を越えてまで乱獲を続ければ、すぐに資源は枯渇するだろう」と警告した。(翻訳・編集/KT)

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