韓国国会議員、「親中反日」へと急転換=日本の政治家の歴史問題への言動が原因―韓国紙

Record China    2013年5月25日(土) 12時3分

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23日、日本の政治家の歴史問題発言などの影響で、韓国の国会議員が日本離れの姿勢を強めると同時に、中国へ急速に接近している。資料写真。

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2013年5月23日、韓国紙・朝鮮日報によると、日本の政治家の歴史問題発言などの影響で、韓国の国会議員が日本離れの姿勢を強めると同時に、中国へ急速に接近している。24日付で環球時報(電子版)が伝えた。

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日本の政治家による歴史問題に関する一連の発言や行動によって、韓国の国会議員が日本との交流を縮小したり、中止するケースが相次いでいる。

韓国の与党セヌリ党は22日、党内の東アジア歴史特別委員会を国会レベルの特別委員会へ格上げすることを決定した。韓国の国会議員でつくる韓日議員連盟の会長で、セヌリ党の代表でもある黄祐呂(ファン・ウヨ)氏は「日本が歪曲(わいきょく)した歴史教育を長期に継続すれば状況はさらに悪化する」と警告した。

セヌリ党党内特別委員会の南景弼(ナム・ギョンピル)委員長は「日本と安全保障の問題で急いで協力する必要があるのかどうかを十分検討すべきだ。これからは徐々に韓米中の協力を強化していくべき」と発言し、軸足を日本から中国へと転換していく意向を示した。

また、27日に実施される予定だった日韓の国会議員による親善サッカー試合も中止が決定した。韓国国会議員サッカー連盟の会長を務めるセヌリ党の鄭柄国(チョン・ビョングク)議員は「現在は親善試合を実施できる雰囲気ではない」と語った。最近の日韓関係の悪化に伴い、韓国内では日本との交流を直ちに中止すべきとの声さえ上がっているという。

一方、日本に対する態度とは裏腹に、韓国国会議員による中国へのアプローチは積極的になっている。韓中議員外交協会は今年3月、セヌリ党の鄭夢準(チョン・モンジュン)議員を会長に選出し、今年中に北京で合同会議を開催することを決定した。同協会の合同会議は過去17年間で6回しか開催されておらず、7回目の会議に向けて、鄭会長は「交流の強化を通じて、韓中議員外交協会の地位を韓日議員連盟のレベルまで高めていきたい」と意気込んでいる。(翻訳・編集/HA)

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