カドミウム汚染問題、「同一生産地のコメを長期間食べるのは危険」と専門家が指摘―中国

Record China    2013年5月21日(火) 13時27分

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20日、広東省広州市で流通している米の4割以上からカドミウムが検出された問題について、専門家が「同一生産地の米を長期にわたって食べるのは危険だ」と注意を促している。資料写真。

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2013年5月20日、人民日報によると、広東省広州市で販売されている米及びその関連商品の44.4%から基準値を超えるカドミウムが検出された問題について、専門家が「同一生産地の米を長期にわたって食べるのは危険だ」と注意を促している。

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重金属であるカドミウムによって米が汚染された背景には生産地の土壌汚染がある。カドミウムや鉛などの重金属による汚染は重化学工業を原因とする以外に、生産過程における農薬や添加剤の乱用、養殖産業などを含めた外的要因もあると専門家は指摘している。

汚染された米を長期間食べることは健康被害をもたらすとともに、国の食品安全性にも深刻な影響を与えることになる。専門家は同じ生産地の米を食べ続けないようにしてリスクを分散するように呼びかけており、土壌汚染を未然に防ぎ、取り締まるための早急な法整備や関連産業の育成、環境政策の厳格な実施などの必要性が高まっている。(翻訳・編集/岡田)

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