ピーター・チャン監督、異色の青春ストーリー「中国合夥人」は自分がモデル?―中国

Record China    2013年5月15日(水) 17時59分

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14日、香港のピーター・チャン監督が最新作「中国合夥人」で、自らの青春時代の姿を投影させている。写真は「中国合夥人」の北京プレミアより。

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2013年5月14日、香港のピーター・チャン(陳可辛)監督が最新作「中国合夥人」で、自らの青春時代の姿を投影させている。新華網が伝えた。

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「捜査官X」や「ラヴソング」などで知られるピーター・チャン監督の最新作は、今月17日公開の「中国合夥人」。数多くのラブロマンス映画を世に送り出しているチャン監督だが、今回はイメージをガラリと変え、3人の男性の青春とサクセスを追うストーリーとなっている。全国で約700校を展開する中国最大の英会話学校・新東方教育グループの創設者たちをモデルに、1980年代の渡米ブーム、ど根性で運命を変えてゆく3人の姿を描いている。

香港出身のチャン監督は幼少時にタイへ移住し、映画を学ぶため18歳で渡米。ビザを取得する時が、人生で最も緊張した時間だといい、「32年前、僕は朝5時に起き出して入念に準備した。審査官への心証をいかに良くするか、それだけを考えていた。僕の一生が左右される日だった」と話している。作中でも、監督が抱えていた当時の緊張感が投影されている。

アメリカでの苦学時代は、レストランの皿洗いなどあらゆるアルバイトを経験したというチャン監督。3人の主人公の中で唯一渡米し、後に新東方教育グループの総裁を務める兪敏洪(ユー・ミンホン)氏を演じるのは、中国の俳優ダン・チャオ(●超)(●=「登」におおざと)。ダン・チャオによると、撮影中はチャン監督の思い出話をよく聞かされ、まるで監督自身を演じているようだったという。(翻訳・編集/Mathilda

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