メイド姿の客室乗務員、0円チケット…何かと話題の中国のLCC、日本国内線に参入―中国版ツイッター

Record China    2013年5月9日(木) 18時33分

拡大

8日、中国の格安航空会社(LCC)・春秋航空が、日本の国内線事業に参入する計画を正式に発表した。同社の日本法人・春秋航空日本が間もなく国土交通省に事業認可の申請を行う。写真は春秋航空の機内。

(1 / 4 枚)

2013年5月8日、中国の格安航空会社(LCC)・春秋航空が、日本の国内線事業に参入する計画を正式に発表した。同社の日本法人・春秋航空日本が間もなく国土交通省に事業認可の申請を行う。就航開始時期は、現段階で2014年中を予定している。

その他の写真

認可が下りれば、LCCの国内線参入はこれで4社目となる。春秋航空(中国本社)は現在、日中間の国際便3路線(上海〜茨城・高松・佐賀)を運航しているが、今後は日本法人を通じ、2014年までに成田空港をハブとした国内便3路線(熊本・高松・広島)などの就航を検討しているほか、同年以降には成田と中国の地方都市を結ぶ国際便も新たに運航する計画がある。5年内に、年間延べ30万人の中国人客を日本とつなぐ目標だ。

春秋航空は2010年に就航した上海〜茨城路線で、「片道運賃最安値4000円」を打ち出して話題となった。2012年10月にも上海〜佐賀・高松の2路線で「片道0円」チケットの限定販売を行い、飛ぶような売れ行きを見せたが、尖閣諸島の日本国有化問題で反日感情が高まっていた折、反発と批判が相次いだためわずか2日で販売を中止したほか、訪日観光客低迷のあおりで今年4月にも新規日本路線の就航を断念していた。

今回の日本国内線参入については、“中国版ツイッター”と呼ばれる簡易投稿サイトでも「期待する」「目ざといが、目のつけ所がいい」「春秋日本を応援します」「春秋がんばれ。安くて便利だし」など、これを支持する意見が相次いでいる。一部には、「日本国内で墜落機が増えます」「これは公平な競争に水を差すのでは?」といった皮肉の声も見られた。

なお、本家・中国の春秋航空は今月6日から一部の国内線で、客室乗務員がメイドや執事の衣裳を着用してサービスにあたる企画をスタートした。話題性と共に、常に賛否両論を巻き起こす企画を出し続けているだけに、今回の日本国内線参入にも多様な意見が上ることが予想される。(翻訳・編集/愛玉)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携