<中国食品>病死したブタの肉40トンが食卓に=政府関係者による横流し―福建省

Record China    2013年5月6日(月) 12時51分

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5日、紅網は病死したブタの肉が横流しされ、湖南省や広東省で販売されていたと報じた。販売された40トン弱の肉は食肉製品に加工され、食卓に並んだという。写真は4月、湖北省襄陽市で摘発された病死したブタを扱う無認可食肉処理場。

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2013年5月5日、紅網は病死したブタの肉が横流しされ、湖南省や広東省で販売されていたと報じた。

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先日、中国公安部は食肉製品犯罪取り締まりキャンペーンの結果を発表。典型的な事件として10ケースを紹介している。そのうちの1つが病死したブタの肉の横流しだった。

福建省[シ章]州市の冷凍食品販売企業が摘発された。冷凍庫には病死したブタの肉が山のように積まれており、出荷中のトラックに積まれていたものも合わせて計32トンが押収された。

3人の容疑者が逮捕されたが、驚くべきことにそのうち2人は村政府に雇われていた職員。病死したブタを回収し処理することが仕事だった。この肉を売れば金になると考え、横流しを始めたという。独自に冷凍倉庫を建設、従業員3人を雇った食肉処理場を作るなど大規模な体制を整えていた。

昨夏から大規模な販売を始めており、すでに40トン弱を販売したという。問題のブタ肉は広東省、江西省、湖南省などの食肉製品工場に流れ、大半は食卓に並んだとみられている。(翻訳・編集/KT)

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