2013年4月22日、首の腫瘍摘出手術で休養中だったジョン・ウー（呉宇森）監督が、復帰後の第1作として福山雅治の出演するテレビCMを撮影した。世界日報が伝えた。

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映画「レッドクリフ」などで知られるウー監督は、昨年5月、台湾で腫瘍摘出手術を受け、その後はアメリカの自宅で長期間の休養を続けてきた。一時はがん治療ではないか？との情報も流れたが、監督側は良性の腫瘍だったと発表している。

そのウー監督が復帰第1作に選んだのが、福山雅治が出演する日本のビールのCM。新シリーズもスタートしたドラマ「ガリレオ」をはじめ、歌手としても絶大な人気を誇る福山雅治とのタッグだけに、どんな作品になるのか、中華圏でも熱い注目を集めていた。

撮影は今年1月下旬、東南アジアの某地で行われた。大きな市場のセットを作り、約500人のエキストラを起用した大がかりなもの。福山雅治についてウー監督は、「歌手としても素晴らしいだけでなく、役者としても十分な素養と知識を備えている」と、絶賛を贈っている。日本のテレビCMとしては初めて手がけたこのCM、ウー監督自身も出演しており、20日から放映がはじまっている。（翻訳・編集/Mathilda）