毎日1台のペースで車両盗難、セキュリティー甘い日本車に被害多数―広東省東莞市

Record China    2013年4月17日(水) 1時12分

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15日、広東省東莞市で車両盗難事件が頻発している。盗難の対象となっているのは主に日本車と米GMなどが出資している国内メーカーのワンボックスカーだという。写真はトヨタ車。

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2013年4月15日、南方都市報によると、今年に入って広東省東莞市で車両盗難事件が頻発している。毎日1台のペースで盗難が発生しており、主に日本車が盗難の対象となっているという。

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東莞市警察当局によると、今年1〜3月に市内14地区で通報された車両盗難件数は62件。さらに半数余りの地区が盗難件数を明らかにしておらず、車両盗難はかなりの数に上ると見られている。現地保険会社関係者は、盗難の対象となっているのは主にトヨタ日産の車両、米GMなどが出資している上汽通用五菱汽車製の小型ワンボックスカーだと話している。

日本車が被害の多数を占めていることについて現地自動車業界関係者は、日本車は欧米メーカーの車両と比べて盗難防止システムのセキュリティー解除が容易であり、そのため盗難対象として狙われているのではないかと指摘している。現在、新車で販売されている車両の多くは盗難防止システムが搭載されているが、車両盗難グループは日本車と韓国車の多くでセキュリティーを解除することが可能だと伝えられている。

盗難被害に遭わないようにするには、夜間に車両を無造作に止めないように心がけ、人目につきにくい場所を避け、ドアを施錠する際はリモコンではなくキーを使用するようにし、複数のセキュリティーシステムを使用する。場合によってはGPSを利用した位置追跡システムや、ガソリン、バッテリーを自動的に遮断する装置を設置するなどの対策をとり、免許証や保険証なども車内に放置しないようにすべきだと、記事は注意を促している。(翻訳・編集/岡田)

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