人民日報の新社屋、奇抜なデザインがネット上で話題に―中国

Record China    2013年4月15日(月) 2時3分

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13日、人民日報の新社屋が、中国のネットユーザーの注目を集めている。その形がアイロンや空母、尿瓶(しびん)にそっくりだというのだ。写真はその新社屋。

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2013年4月13日、現在北京市に建設中の人民日報の新社屋が、中国のネットユーザーの注目を集めている。新華網が伝えた。

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人民日報の新社屋の完成予想図と建設中の実物の写真が、このほどマイクロブログ・新浪微博上に公開された。これを見たユーザーらは、「電気アイロンそっくり」「いや、空母だ」「夜壺(屋内にトイレがない家の住人が夜間に使用する尿壺)だよ」と大騒ぎ。なかには「ドバイの7つ星ホテルをパクって、ちょっと太らせただけ」と、辛辣な意見も。

朝陽区にある北京市ビジネスセンターに建設中の新社屋は、帆船のマストのようなデザイン。屋上にあるべきヘリポートは、ビル最上部の外側にせり出す形で建設される予定だ。この社屋をデザインしたのは、東南大学建築学院教授で国家1級登録建築士の周[王奇](ジョウ・チー)氏が率いるチーム。

新社屋のデザインがネット上で「アイロン」「パクリ」と批判されていることについて、周教授は「夜壺そっくりと言われようが関係ない。ペンギンに似ているとか、他にも色んな声がある。だが、私はちっとも気にしない。何か新しいものが登場するとき、人々はマイナスの目で見ようとする。よくあることだ」と話す。周教授によると、当初の設計では高さ150m、伝統的な青花磁器花瓶の形の社屋だった。その後、建設用地が正方形ではなく、しかも狭いことが判明したため、急きょ帆船型の社屋に変更したという。「われわれの設計過程はすべて記録として残っているので、何も困ることはない」と周教授は自信たっぷりに答えた。(翻訳・編集/本郷)

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