2013年4月12日、アクションスターのジェット・リーの上海市内にある豪邸が、廃屋化していることが話題になっている。中国新聞社が伝えた。

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ジェットは10年ほど前にハリウッドの邸宅を売却し、家族全員で中国に居を移した。その後、上海市内に約5年かけて豪邸を建築。地下2階、地上3〜4階建の規模で、その総工費は2億元（約32億円）とも言われる。

豪邸は完成したものの、建築期間にメディアによる事細かな報道がなされたため、「すでにプライベートを保てる場所ではない」として、結局ジェット一家が入居することはなし。売却しようにも増値税（付加価値税）を嫌って買い手がつかず、荒れ放題で何年も放置されたまま。現在は、ここを管理する警備員のための豪邸となってしまっている。

この邸宅をどうする気なのか、「もったいない」の声とともに、世間の関心が向けられている。ジェットはここ数年、俳優よりチャリティー活動を優先する生活を続けている。インタビューに応じたジェットは、「世間がどう思おうが、どんな形で報道されようが、自分の仕事（チャリティー）とは何ら関係ない」と話し、全く興味を持っていない様子だ。

ジェットと言えば、もう一つの気になる情報が浮上している。昨年10月に誕生したAKB48の姉妹グループ・SNH48に、ジェットの娘がメンバー入りするのではないか？とのうわさだ。SNH48は上海を拠点に活動し、現在は二期生を募集中。ここに、ジェットと前妻の間に生まれた長女が加入するのではないかと言われている。募集対象は16〜22歳だが、ジェットの長女の李思（リー・スー）さんはすでに25歳。とは言え、ジェットの芸能界での影響力をもってすれば、不可能ではないと伝えられている。（翻訳・編集/Mathilda）