中国軍が北朝鮮国境付近で実弾演習、米韓をにらんだ行動か=解放軍少将「中国は北朝鮮を助けず」―米メディア

Record China    2013年4月12日(金) 10時8分

拡大

11日、米朝間の緊張が高まる中、中国軍が北朝鮮との国境付近で実弾演習を行った。

(1 / 2 枚)

2013年4月11日、米朝間の緊張が高まる中、中国軍が北朝鮮との国境付近で実弾演習を行った。米紙ワシントン・ポストの報道を新華網が伝えた。

その他の写真

米紙ワシントン・ポストは8日、中国の政府系ウェブサイトの報道を引用し、人民解放軍が4月1日に北朝鮮の国境付近で実弾演習を行ったことを伝えた。瀋陽軍区の機械化歩兵部隊の戦車と装甲車が猛吹雪の中で演習を展開した。

「4月1日、軍が瀋陽軍区での装甲車旅団による実践演習を公表」という見出しは、金正恩第1書記の写真2枚の上に配置されており、普通とは異なるこのレイアウトは、明らかに演習と朝鮮半島情勢を関連付けたものだと報じられている。

報道によると、解放軍部隊と戦車が、大慶、瀋陽などの東北地方に送られているという。

ある解放軍少将は、「北朝鮮の挑発のために軍事衝突が起こった場合、中国が北朝鮮を助けることはない」とコメントした。

シンガポール南洋理工大学のグラハム研究員は、「米軍の国境地帯への移動によって起こりうる衝突を阻止することが、今も中国の利益に合致している。大きな戦略的視点から見れば、中国は今もアジアでバランスを取る米国を背景として戦略を調整している」と述べた。(翻訳・編集/岡本悠馬)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携