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<日本人が見た中国>若者は政治や日中外交に興味なし?次世代の視点による友好樹立に期待―日本人俳優

配信日時:2013年4月12日(金) 12時5分
<日本人が見た中国>若者は政治や日中外交に興味なし?次世代の視点による友好樹立に期待―日本人俳優
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9日、「中国で最も有名な日本人」と呼ばれる俳優の矢野浩二さんが、中国・重慶市にある重慶郵電大学移通学院で学生300人を前に講演を行った。
2013年4月9日、「中国で最も有名な日本人」と呼ばれる俳優の矢野浩二さんが、中国・重慶市にある重慶郵電大学移通学院で学生300人を前に講演を行った。

同学学生会からの強い要請で実現した今回の講演。会場の外では入場できなかった200人以上の学生があふれるという大盛況だったという。中国ですでに12年間、芸能活動をしてきた矢野さんにとっても、学生に向けた講演は初めての経験だったが、「矢野浩二にとっての日中」というテーマで約1時間半、熱弁をふるった。

昨秋の尖閣諸島日本国有化以来、日中両国の関係は冷え込み、いまだ着地点を見い出せないという情勢下、矢野さんは「日本人と中国人の交流というくくりではなく、人と人との交流を重視すべき」と呼びかけた。「時には国という概念を取っ払うことも必要。互いが互いの国に対して持っている先入観を取っ払い、私たちの間にある友好のパイプをみんなでつくっていこう」と熱く語った。

しかし、矢野さんのブログによると、学生たちが実際に興味を示したのは日中問題の話よりも、彼のプライベートや芸能界の秘話、日中の女性の違い、文化の違いなどだったようだ。「『日中問題?俺達には関係ない、楽しく仲良くやってもらえればそれでいいよ!』と思えるようなみんなの反応でした。もちろん、全ての学生さんがそのような考えを持っているとは言えないけれど、将来的にはこの若者達が新しい観点で日中交流を続けてくれるのではないかと、ひそかな期待が感じられるそんな時間でした」とつづっている。

経済面、文化面においても日中は切っても切れない関係。両国の若者や未来の子供たちのためにも、今の大人はより安心できる日中関係の土台をつくっていかなければならないだろう。政治的な利益や駆け引きによって、民間交流や若者たちの友好を翻弄すべきではない。矢野さんは彼らの笑顔を見て、切にそう願っている。(編集/愛玉)

●矢野浩二(やの・こうじ)
バーテンダー、俳優の運転手兼付き人を経てTVドラマのエキストラに。2000年、中国ドラマ「永遠の恋人(原題:永恒恋人)」に出演し、翌年に渡中。中国現地のドラマや映画に多数出演するほか、トップ人気のバラエティー番組「天天向上」レギュラーを務める。現在、中国で最も有名な日本人俳優。2011年、中国共産党機関紙・人民日報傘下の「環球時報」主催「2010 Awards of the year」で最優秀外国人俳優賞を日本人として初受賞。中国での活動10年となる同年10月、自叙伝「大陸俳優 中国に愛された男」(ヨシモトブックス)を出版。
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