北朝鮮を訪れた中国人観光客、「緊張は感じられなかった」―中国メディア

Record China    2013年4月11日(木) 13時53分

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10日、北朝鮮の首都・平壌を訪れた中国人女性が率直な印象を記者に語った。想像とはまったく異なり、緊張感は感じられなかったという。写真は北朝鮮。

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2013年4月10日、中国新聞社によると、北朝鮮の首都・平壌を観光で訪れた中国人女性が率直な印象を記者に語った。出発前は緊張の度合いを増している北朝鮮情勢から様々な想像をしていたが、実際に現地に着いてみると「報道が現実はまったく異なることを知った」という。

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ミサイル発射など北朝鮮情勢は緊迫したものになっているが、中国から北朝鮮へのツアーは平常どおり続いており、国境の町・遼寧省丹東市から北朝鮮の新義州を経て、首都・平壌を観光するツアーが常に組まれている。

4日の旅程で2900元(約4万7000円)のツアーに参加したというこの女性は、他の一般的な旅行と同じく過ごすことができ、「旅行中は時間がたつのが早く感じられた」と話した。旅程中は移動中の兵隊にたびたび遭遇したが、兵士同士で笑いながら耳打ちするなど緊張した様子はなかったという。兵士をはじめ写真に収めることが禁じられているものも多いが、ガイドが見て見ぬふりをしてくれることもあった。

ツアーには中国人ガイドともう1人北朝鮮の女性ガイドが同行したが、ツアー客が「今の情勢に不安はないのか」と尋ねると、女性ガイドは「不安はない。私たちの指導者が正しい道へ導いてくれると信じている」と話していたという。

ツアー最終日、iPodで音楽を聴いていると女性ガイドが興味を示し、イヤホンを差し出し聴かせたところ、とてもうれしそうで鼻歌まで歌っていたのが印象的だったとし、「こんなに小さな音楽プレーヤーは見たことがなかったかもしれない」と女性は振り返っている。(翻訳・編集/岡田)

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